2023 SUPER GT Official Test
3/25・26に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT公式テストに行ってきました。天気予報はだいぶまえから雨予報だったので、いつもに増して防雨対策を行いましたが終わってみれば過去一番びしょ濡れに。写真を見返しても試そうと思ったことがほとんど出来ておらず、コンテストに応募できるような写真が全然無い残念な結果となりました。
機材や設定、少しばかりのギャラリーで振り返ります。
持ち込んだ機材
サーキットに持ち込んだ主な機材は以下の通り
カメラ
- CANON EOS R5
- CANON EOS 5D Mark4
レンズ
- CANON EF400mm F2.8L IS II USM
- CANON EF70-200mm F2.8L IS III USM
- SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM
アクセサリー
- CANON ドロップインフィルター マウントアダプター EF-EOS R ドロップイン 可変式NDフィルター A付
- CANON エクステンダー EF2X III
- GITZO 一脚 GM4552L
- LEOFOTO 自由雲台 LH-40 など
サーキットでは絞り開放・シャッタースピード遅めで撮影する機会が多いので、NDフィルター付きのマウントアダプターを重宝しており、必然的にEFレンズを使用することになりますのでRFレンズは全てお休みです。
セッション1では高速で走るマシンに対してオートフォーカスが全く役立たずで困りましたが、撮影しながらカメラの設定を見直すことでセッション2では上図のように良い感じに合焦してくれるようになりました。
設定は最終的には以下の内容を変更することで落ち着きましたのでメモとして記載しておきます。
サーボAF特性: Case 3
“急に現れた被写体に素早くピントを合わせたいとき”に有効なのがCase 3のようです。結局この後の2項でその設定を変更しているのでCaseの変更は意味をなしていないと思われます。尚、Case 4の撮影シーン例にモータースポーツの表記があるのでまずはこっちで試してみると良かったのかも。
被写体追従特性: -2(初期設定+1)
“AFフレームから一瞬外れても、被写体にピントを合わせ続けようとします。”とのことで、最も長く捉え続けようとする「-2」に設定しました。
速度変化に対する追従性: -2(初期設定+1)
“被写体の加速、減速、停止など、速度変化に対するサーボAFの動作が変えられます”というのがこの設定。Case4の初期設定では+1なのですが、個人的には-2の方が良いと感じました。
コンティニュアスAF: しない
これを「する」に設定していると変なところに被写体がフレーム内に収まっていないときにピントがズレるので「しない」に設定しました。正直この機能について理解出来ていません。
AF測距不能時のレンズ動作: OFF(サーチ駆動しない)
主に望遠レンズを使用する際に有効な設定で「OFF」に設定することで、ピントを合わせるためにフォーカスポイントを大きく前後させる動作がなくなるようです。そのため大きくピンボケした際に復帰しませんのでピントリングを回してある程度ピントを合わせる必要が発生します。望遠レンズ以外では「ON」に設定することが推奨とされていました。
親指オートフォーカスを行うための設定
カメラの初期設定はオートフォーカスレンズを装着した際の通常動作としてシャッターボタンを半押しすることでオートフォーカスなどが開始され、押し込むことで撮影がなされます。この設定をボタンカスタマイズで半押しした際の動作からオートフォーカスを除いたものに変更し、別途親指がちょうど良く届く「AF-ONボタン」を押した際にオートフォーカスを開始させるよう設定しています。フォーカス形式を「AIサーボ」に設定している際は、AF-ONボタンを押し続けることでフォーカスを合わせ続けてくれるので、ここだと思った時にシャッターボタンを押して撮影します。
土曜日の時点で力尽きていた感がありましたが意地で日曜日のセッション3も撮影することに。結局、セッション3で過去一番びしょ濡れになりサーキットを後にしました。
ギャラリー
構図は基本的にその場で決めているので、トリミングは傾き修正やどうしてもいらない部分が写っている場合を除いてほとんど行わないようにしています。その方が絶対に良い写真が生まれます。
今回はサーキットに広角レンズを初めて持ち込みましたが構図上手く決まらずinstagramに投稿した写真はがっつりトリミングしました。
この構図であれば標準ズームレンズで良かったなあといった感じ。次、頑張ります。